設計3課の田中です。
8月の中頃ですが、子供のサッカー遠征で新潟に行って参りました。
応援を終えて、信濃川に架かる国指定重要文化財の萬代橋(ばんだいばし)を
現地踏査してきましたのでご報告です。
現在の萬代橋は三代目で昭和4年8月に供用開始され、96歳の歴史ある橋梁です。
橋長306.9m、幅員22.0mの鉄筋コンクリート造6連アーチ橋で
御影石による化粧がされ、とても重厚感があり、丁寧に維持管理がされた
夜景に映えるとてもきれいな橋でした。
初代と二代目は明治時代にかけられており、
初代は個人所有で今よりも長い782mの木橋であることは非常に驚きました。
三代目になり橋長が短くなったのは、大正11年に大河津分水路が通水した
ことにより下流側の水量が減少し、川幅が約1/3になったためとのことです。
歴史ある土木構造物のエピソードを調べると、
関わった人物やその時代の施工方法や技術を知ることができるので
とても興味深いです。
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とても立派な親柱 |
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広い歩道で散策はとても気持ちがいい |
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ライトアップされた橋 |
萬代橋の下流右岸側にはテラスが整備されており、
暑い夜でも川沿いの風を感じつつ冷たいビールを飲みながら
橋を見ることができますので
皆様も現地踏査してみてはいかがでしょうか。
(田中)
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