こんにちは、設計3課の越田です。
梅雨入りし、雨の日が続きますが、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか☔。
個人的に雨は嫌いではないのですが、毎日となると
少し気持ちが暗くなってしまいます。。
さて、今回は樋門についてお話ししたいと思います。
現在、私は樋門と呼ばれる施設を設計する業務を行っておりますが、
皆さんは「樋門」とは何かをご存じでしょうか。
お恥ずかしながら、私は仕事で携わるまでわからなかったです。
簡単にご説明すると、大雨によって川が増水した際、住宅地側に
逆流しないように開閉可能なゲートが設けられている排水路のことです。
皆さんも川沿いで下の写真のような施設を
1回は目にしたことがあるのではないでしょうか。
これがまさに樋門です!
引用:国土交通省 東北地方整備局 新庄河川事務所HP
https://www.thr.mlit.go.jp/shinjyou/02_kasen/kanri/himon.html
近年、全国的に線状降水帯による大雨で河川の氾濫、
土砂災害が発生するといったニュースをよく見かけるようになりました。
青森県内でも2022年8月に線状降水帯による大雨災害がありましたが、
皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか。
当時は岩木川が氾濫する可能性が非常に高いとして
警戒レベル5が発令されていたので、おそらく樋門ゲートが
閉じられたのではないかと思います。
樋門が機能したおかげで
住宅地側に逆流せず浸水被害が抑えられたのかもしれない、と思うと
樋門の重要さに気づかされます。
災害が無いに越したことはありませんが、
樋門業務を通じて、少しでも世の中の役に立てればと思っています!
樋門にも様々な形状、タイプがあるので、ご興味がある方は
ぜひ調べてみてください(^^)
それでは、また次回お会いしましょう!
(越田)
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