みなさんこんにちは
技術2部測量補償課の福田です。
今年の夏は記録的な猛暑でしたが、
最近は秋らしく過ごしやすい気温となり、
現場作業も1年のうちで一番働きやすい時期を迎え
測量補償課一同、業務に励んでおります。
私は今年度、21年ぶりに交通量調査業務の主任担当者として
業務に携わることとなり、チームメンバーと日々奮闘しながら
業務を遂行しております。
前回担当した時との違いは、
調査員を配置し車両台数を調査することは同じですが、
21年前は機器を使用した調査はありませんでした。
従来と同じ人手観測 |
機器を使用した調査 |
この機器は「携帯型モバイルトラフィックカウンター」と呼び、
支柱に固定した箱型の部位より赤外線を照射し、
通過した車両を自動的に検知し車両台数を確定させます。
調査時は1日数回、機器の稼働状況確認のため巡回は必要ですが、
人手観測のように複数人調査員を配置する必要がなく、
安全面を考慮しても優れた機器であることは間違いありません。
このことからも21年の歳月を感じます。
さて、今の時代、様々な分野で「AI」を活用しております。
今年度の交通量調査業務でも、
AIを活用した交通量調査を行う提案を行っております。
ここ2年間は、ビデオカメラで撮影した画像のAI解析による
車両台数の調査を行っておりましたが今年度は画像解析の他、
振動式カウンターを使用しての調査にチャレンジいたします。
この振動式カウンターは、道路脇に設置したパイロンの中に
置いた状態で、車両の振動を検知し
AI解析により車両台数の調査を行うものです。
10月の調査において、①人手観測 ②携帯型モバトラ
③ビデオカメラ(AI) ④振動式カウンター(AI)で
4種類の調査を行い、調査結果を検証し今後のAI活用の
可能性を検討したいと思います。
振動式トラフィックカウンター |
設置状況 |
(福田)
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