2023年9月20日水曜日

青森支社の「花壇再生プロジェクト事業」

 

青森支社の正面玄関わきに、

幅2.5m、奥行0.6m、高さ0.4mほどの小さな花壇がある。

これまでは、特に花の植栽もなく、管理されてこなかったことから、

只々雑草だけが生い茂っていた。


正面玄関と言えば、いわば「会社の顔」であり、

そのわきに位置する荒廃した花壇は、会社のイメージ・ダウンに

つながりかねないことから、1階営業部みんなで、

「花壇再生プロジェクト事業」に取り組むことにした。


とは言っても、「ガーデニング」などに詳しい人は誰もいない。

すべて「いいかげん」である。


まずは「土づくり」である。

雑草を刈払い、表土を「フルイ」にかけて、

雑草の根や石ころなどを除去するとともに、

硬くなった土をほぐした。

その上に、園芸用の土壌改良剤を散らした。

当初は、除草剤を散布して、しばらく土を寝かせて

従来の雑草の根を根絶させるとの案も出たが、

時間がないので省略した。


次に、「花の選定・植栽」である。

選定の基本は、「1年中咲く花が見れること」と

「お金や管理の手間があまりかからないこと」と考えた。

結果としては、①アジサイ、②ニッコウキスゲ、③ジャーマンアイリス、

④スズラン、⑤ペチュニア、⑥マリーゴールドの6種類となった。

①から④は、家の庭から盗掘して持ってきたもの、

⑤、⑥は、ホームセンターから購入したものである。

それらのうち、背の高い花をバックに、低い花を手前に植え付けした。


以上が、「花壇再生プロジェクト事業」の概要であり、

取るに足らない内容である。


しかしながら、花壇完成後、朝、水やりや草取りなどをしていると、

通りすがりの近所の方や小学児童たちが花壇を見て

「お花きれいだね」などと話しかけてくれることが何度かあった。

そんな時、年甲斐もなくとてもうれしくなり、

取り組んで良かったと心底思えた。


みんなで作ったこの花壇はとても小さく、

高価な花も植えられているわけでもなく、

決して立派とは言えないが、私にとっては、

妙に愛着があり、この草花を眺めていると心が癒され、

元気が湧き出てくる大切な花壇となっている。

(吉岡 裕芳)

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